AHCC®研究データと実績①

感染症

RESEACHインフルエンザワクチン接種との併用による免疫活性化研究

健康な成人の免疫細胞が増加し抗体価が改善

時に命の危機を招く感染症の予防にはワクチン接種が重要です。 この研究では、インフルエンザワクチンの予防効果をAHCC®が高めることができないかを検討しました。
健康な成人がインフルエンザワクチンを接種する時にAHCC®を摂取したところ、ウイルス感染やウイルスの増殖を防ぐ働きをする免疫細胞の数が増えました。また、インフルエンザウイルスに取りついて感染を未然に防ぐ働きをする抗体の作用も高まりました。​
このことから、ワクチンの持つ感染予防や重症化を防ぐ効果を高めることにAHCC®が役立つことが期待されます。

出典: Brooke E Roman et al., Nutrition Research, 33(1): 12-17 (2013)

方法

健常成人29名をAHCC®を1日3.0 g摂取する群14名と、プラセボ群15名の2群に分けインフルエンザワクチン接種後から3週間摂取させ、末梢血中の免疫細胞の解析、抗体量等を評価した。

結果

AHCC®を摂取することで、NK細胞とCD8+T細胞の数が増加した。この他、B型インフルエンザウイルスに対する抗体価も有意に高くなることが示され、ワクチンの作用を強化することが示唆された。​ データは平均値±標準誤差で表示。

RESEACH免疫力低下時の日和見感染に対する研究

免疫が低下した際の日和見感染を防ぎ体調維持に役立つ

身体の抵抗力(免疫)が弱っている場合、普段は害にならない弱毒性の細菌による感染症が生じることがあります。これを日和見感染といい、抗生物質が効きにくかったり免疫の状態によっては命に関わる事態になることもあります。
免疫を抑制したマウスに、致死性の日和見感染を引き起こす病原体を感染させてからAHCC®を与えたところ、マウスの生存期間が延びました。また、他の菌に感染させた場合でも同じような結果となったことから、免疫が低下した状態でも体調を良好に維持することにAHCC®が役立つと期待されます。

出典:Hiroko Ishibashi et al., Yakugaku Zasshi, 120(8): 715-719 (2000)

方法

シクロホスファミド処理によって免疫を抑制化した雄性・4週齢のICR系SPFマウスを用い、AHCC®500 mg/kg/日経口投与する群(n=8)と、蒸留水または生理食塩水を投与する群(n=9)に分けて,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)接種、4週間の生存率を評価した。

結果

AHCC®を摂取することで、生存期間が有意に延長されることが明らかとなり、日和見感染症の重症化を抑制することが示唆された。

RESEACHウイルス感染症に対する研究

広範なウイルス感染に対し防御的な免疫反応を促進

人に感染することで病気をもたらす病原性ウイルスは無数に存在します。ウイルス感染症予防には免疫を強化したり適正に保つことが重要です。 これまで様々なウイルスに対して行われた研究の結果、AHCC®には免疫を強化したり適正に調整することでウイルス感染を防いだり症状を緩和する働きがあることが分かってきました。 2019年に流行が始まった新型コロナウイルス感染症についても、AHCC®が感染予防と症状改善に役立つのか研究が進められています。

Francesco Di Pierro et al., Minerva Gastroenterol Dietol, 66(2): 172-176 (2020)

総説

AHCC®を用いた動物やヒトにおけるウイルス感染症に対する研究の結果、ウエストナイルウイルス、インフルエンザウイルス、鳥インフルエンザウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス、ヘルペスウイルス、B型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)などの広範なウイルスに対し、防御的な免疫反応が促進されることが報告されている。このことからSARS-CoV-2も含めヒトに病原性を示すコロナウイルスによる感染症予防および重症化防止にも資することが示唆される。

研究データと実績