AHCC®研究データと実績①

免疫

RESEARCH免疫の司令塔(樹状細胞)活性化研究

免疫の司令塔、樹状細胞が増加

細菌やウイルスに感染したとき、身体を守るためにとても大切な働きをする免疫。その働きの中で司令塔を務める樹状細胞を、AHCC®が増やしたり強くすることができないか研究しました。 健康な成人に4週間AHCC®を摂取してもらったところ、樹状細胞の数が多くなることが分かりました。 このことから、細菌やウイルスから身体を守るためにAHCC®が役立つことが期待されます。

出典:Naoyoshi Terakawa et al., Nutrition and Cancer, 60(5): 643-651 (2008)

方法

健常成人21名をAHCC®を1日3.0 g摂取する群10名と、プラセボ群11名の2群に分けて4週間摂取させ、末梢血中の樹状細胞数およびその機能を評価した。

結果

AHCC®を摂取することで樹状細胞数が有意に増加することが示され、免疫機能の維持・調節に寄与することが示唆された。 データは箱ひげ図(箱の上端:75パーセンタイル、中央値:50パーセンタイル、箱の下端:25パーセンタイル、ひげ上端:90パーセンタイル、ひげ下端:10パーセンタイル)で表示。

RESEARCH免疫細胞活性化研究

免疫応答に関わる物質を産生する免疫細胞が増加、試験終了後も維持された。

加齢とともに少しずつ衰えていく免疫。互いに連携しながら免疫機能を支えるT細胞*1の機能を、AHCC®が強くすることができないか研究しました。50歳以上の健康な成人に60日間AHCC®を摂取してもらったところ、サイトカイン*2を活発に産生するT細胞が増えることが分かりました。加えて、AHCC®の摂取をやめてから30日経っても活発なT細胞が摂取前よりも多く維持されることも分かりました。
AHCC®を摂取することで、歳をとっても健康な身体を維持出来るかも知れません。

出典:Zhinan Yin et al., Human Immunology , 71(12): 1187-1190 (2010)

方法

50歳以上の健常成人30名にAHCC®を1日3.0 g、60日間摂取させ、末梢血中CD4+およびCD8+T細胞によるIFN-γ、TNF-α産生量を評価した。

結果

AHCC®を摂取することで、IFN-γのみ、TNF-αのみ、または双方を産生するCD4+、CD8+T細胞が増え、有意な増加も示した。加えて、AHCC®摂取中止後30日経過してもCD4+、CD8+T細胞が多く維持され、免疫応答の強化に寄与すると示唆された。

*1:免疫反応の中核を担う白血球の一種
*2:主に免疫系細胞から分泌される低分子のタンパク質からなる細胞間の伝達を担う生理活性物質

研究データと実績