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【論文発表】AHCC®が妊娠初期における放射線の胎児への影響に及ぼす作用について
2025.12.02
株式会社アミノアップは、大阪大学微生物病研究所と共同で、AHCC®と放射線が胎児へ及ぼす影響について研究を行いました。この研究結果は、「Biological and Pharmaceutical Bulletin」誌に掲載されました。
【概要】
妊娠初期に放射線を浴びると胎児の発育に重大なリスクがありますが、本研究ではこれに対するAHCCの保護効果について調べました。
マウスの妊娠3日目と5日目にAHCCを腹腔内投与してから9日目にガンマ線を照射したところ、尾部奇形と横隔膜ヘルニアの発生率が著しく下がり、着床や胎児生存率に影響はありませんでした。
また、3世代のマウスにAHCCを生涯にわたって摂取させたところ、妊娠期間や産仔数は変わらず、妊娠中の安全性が裏付けられました。
AHCCは母体の免疫を調節し、放射線による胎児へのリスクを安全に減らす可能性が示唆されました。
[論文情報]
雑誌:Biological and Pharmaceutical Bulletin
論文名:Protective Effects of Maternal Administration of a Standardized Extract of Cultured Lentinula edodes Mycelia against Radiation-Induced Fetal Morphological Abnormalities
著者:Shigeki Adachi, Takahiro Tougan, Chiyo Kimura, Jun Takanari, Koji Wakame, Taiki Aoshi, Taisei Nomura