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【論文発表】Oligonol®のサルコペニアに対する効果
2024.10.31
台湾の義守大学 Yun-Ching Chang先生のOligonolに関する論文がInternational Journal of Molecular Sciences誌に掲載されました。
タイトル:「Oligonol®, an Oligomerized Polyphenol from Litchi chinensis, Enhances Branched-Chain Amino Acid Transportation and Catabolism to Alleviate Sarcopenia」
(ライチ由来低分子化ポリフェノールOligonol®は分岐鎖アミノ酸の輸送・異化を促進しサルコペニアを緩和する)
本研究では、Oligonolがサルコペニアに与える影響を検討しました。
加齢マウスの骨格筋ではBCAA*などタンパク質合成に関わる物質が減少していましたが、Oligonolを8週間投与することで有意に回復しました。
また、筋管細胞にストレスを与えてサルコペニアを模倣すると細胞肥大の反応経路が弱まりましたが、OligonolとBCAAを併用することで活性化され、これはBCAA単独よりも大きい上昇でした。
このことから、Oligonol+BCAA併用はサルコペニアの緩和に役立つ可能性が示されました。
*BCAA(分岐鎖アミノ酸):筋タンパク質の合成に不可欠なアミノ酸で、サルコペニアを緩和することが広く認められています。
<関連リンク>
論文リンク: https://www.mdpi.com/1422-0067/25/21/11549
義守大学HP: https://oica.ishouuniversity.com/jp/